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Per second」インタビュー


日下辺潮 またまた記念すべき第20回目は、アニュータの役者を染める衣装といえばこの人、日下辺潮(通称:はじめ)さんです。毎度毎度大変そうにしてますが、今回もそうでした。ま、公演も終わったことですし、ゆっくりと後日談を聞いてみたいと思います。
日下辺潮
Usio Kusakabe

通称:はじめ
衣装、制作




アサヒ: あ、でははじめさん今回の衣装の話をお願いします。
はじめ: ああ、でもね、今回は制作の方が忙しくて衣装はあんまりなんだよな…。ええ… 今回は士郎さんの衣装がすごい気に入りました。
アサヒ: ええ?それだけなんすか?え、えっと今回は衣装と制作ですよね。
はじめ: ん、ん、うん。
アサヒ: あぁ。
はじめ: で、2つやってて、学校とか就活もやってたから…
アサヒ: 平行してですか?
はじめ: 平行して。だからいまだに自分でもてんてこまいで。処理できないんだけど…。今日衣装を洗濯してて、「あー、やっぱこの衣装よかったな」と。
アサヒ: あ、なんか猪瀬さんとかもベタ誉めでしたよ。衣装。
はじめ: あんまし僕は好きではないです。
アサヒ: いやいやいやいや(笑)。
はじめ: うん、まぁやり残したこともたくさんあるし。
アサヒ: そうなんですか?ああ、じゃ今回の衣装のコンセプトとかあったんですか?
はじめ: 「白」って言われちゃったから、美監に。
アサヒ: ヒナさんに。
はじめ: うん。で、最初出してたやつでOKもらったんだけどそれがダメになって、全部作り直して…
アサヒ: え、それはなんでなんですか?
はじめ: ん?え、だからなんかヒナが、舞台は黒でいきたいっていうから衣装は白で行くってなって、「あ、そうですか。いまから白に変えるんですか」みたいな。
アサヒ: はい(笑)。
はじめ: で、あ、じゃ今回は時間が無いんで既製品をリメイクするっていう形になるんですけど いいですか?って言ったら、ある程度は…あ、でも結局帽子は全部作ったし、うん。ズボンも何着か作ったし、リメイクといってもほとんどパーツを全部入れ替えたから…
アサヒ: 作り直したみたいな(笑)。
はじめ: 作り直したみたいな感じだし。もう、ほんとに今回は補佐の人たち山田智子、鈴木真由、狩野麻衣子がいたから衣装は出来た。
アサヒ: おお。
はじめ: 俺一人じゃ出来なかったね。今回は。
アサヒ: めちゃめちゃかっこいいんじゃないですか。そのセリフ(笑)。
はじめ: いやいやいや。なにがかっこいいんだよ。
アサヒ: いや、なんか。
はじめ: だって俺、作業してないもん。今回。プランとパターンしかやってないもん。
アサヒ: え、何着くらい作ったんですか?
はじめ: あ、全部で…30くらいいったんでしょ。エキストラの分は帽子しか作ってないから。
アサヒ: え、じゃエキストラの人って下の白の衣装はどうしてたんですか?
はじめ: シャツ?
アサヒ: え、ああ、はい。
はじめ: あれは買ってきた。
アサヒ: ああ、作ってないって事ですね。要は。
はじめ: あれは99円。
アサヒ: マジですか!?破格ですね。
はじめ: 破格だよ。
アサヒ: え、てことは作った服で30あるんですか?
はじめ: ん、うーん、だから…帽子だけは全部作って、うん。あとは既製品を改良したって感じ。
アサヒ: ほぉ。はいはいはい。
はじめ:

とりあえず、今回の衣装が出来たのは山田智子、鈴木真由、狩野麻衣子のおかげだと。これに尽きる。

アサヒ: それに尽きるんですか(笑)。
はじめ: それに尽きる。
アサヒ: はい(笑)。
はじめ: いや、ほんとに。ほんとに。それに尽きる。協力なしには出来ないね。うん。いやほんとそれが今回の正直な感想だよ。あの3人がいなかったらもう…
アサヒ: ああ、はい。なるほど。
はじめ: あとなんか、さっきもいったように士郎さんが着てた服、はすごく好きだったな。あんましみんな言ってくんなかったけど。あのー、ポケット、シャツのポケットが胸のところにあるんじゃなくて下のほうについてて、横からこう…手を入れられるっていうのが
アサヒ: ああ…俺もそれはわかんなかったですね(笑)。
はじめ: みんなわかんないんだよ。
アサヒ: はい(笑)。でも、はじめさん的には…
はじめ: 一番好きだね。


アサヒ: なるほど、じゃ公演終わってからは何をしますか?
はじめ: うーん、学校はもう終わらしたようなもんだから…バイトかな。ひたすらバイトだね。
アサヒ: バイトですか(笑)。
はじめ: バイトだね。
アサヒ: え、じゃあ今時間が出来たらやりたいことって無いんですか?
はじめ: うーん、夏休みとかにやりたいなと思ってることは、論理的思考トレーニング本で、論理的思考を身に付ける、とかね。
アサヒ:

はぁ(笑)。そんな本、買ってきたんですか?もう?

はじめ: いや、買おうかな、と。あとは中国語で毎日日記を書く。
アサヒ: え?ああ、はい。
はじめ: あと、ジョギングを続けたいな、っていうのと…
アサヒ: てことは今もうやってるんですか?
はじめ: あ、いや、今はまだやってない。
アサヒ: 今はまだですか(笑)。
はじめ: 明後日くらいから(笑)。
アサヒ: できたら?
はじめ: できたら。ま、とりあえず、何かかしらを続けようかな、と。あ、そうだ、あと前回と今回やって思ったのは、ほんと自分のためにゆっくり衣装を作ろうかなと。
アサヒ: 自分のために?
はじめ: そう。いままで自分のための服って作ったことがないからやってみたいな、とか。あ、あと久しぶりに編み物を再開しようかなと。そう、で、ま、衣装的な楽しみを自分の中に見出そうと思って。
アサヒ: はい。
はじめ: ま、てなわけで自分のために衣装を作ってみようかな〜、なんで。
アサヒ: なるほど。あ、でもはじめさんなら作れるんじゃないですか。
はじめ: いや、めんどくさいんだよ。自分のために作るのって。
アサヒ: そうなんですか。
はじめ: うん。あ、そうだ。あとミシンが欲しい。自分のミシンが無いので…
アサヒ: 無いんですか?
はじめ: いや、壊れて、新しいの欲しいな…っていうのと…
アサヒ: はい。
はじめ: ま、そんなところかな。
アサヒ: なるほど、わかりました。…いやいやかなりいい感じでしたよ。
はじめ: ほんとかよ。
アサヒ: はい。あ、ではありがとうございました。
はじめ: ありがとうございました。



そんな日下辺潮さんへのメッセージは、info@anjuta.netまで。





 

日下辺潮
usio kusakabe


Anjuta1からのすべての衣装を担当。制作もこなす。そして役者も…。普段からいろいろと大変そうで、「大丈夫ですか、はじめさん?」「いや、大丈夫。」、という彼の顔は全然大丈夫そうではない。しかしその姿からは美しさを感じずにはいられません。担当コーナー「市ヶ谷コスプレス」も宜しくお願いします。




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