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Per second」インタビュー


小沼比奈子 折り返し点であり、記念すべき第10回目は、アニュータの美術のトップ、小沼比奈子氏です。普段は爆発力のあるトークを展開する氏ですが、今回は朝のインタビューということで、朝が弱い氏はまだ起ききれてない感じでした。ま、でもそれがおもしろかったりします。あと、真面目に舞美の話とかも聞けました。では、どうぞ。
小沼比奈子
Hinako Onuma
朱役、美術監督、宣伝美術




アサヒ: あ、それではよろしくお願いします。
比奈子: あ、はい。(私が使っていた小さなマイクを指差して)えっ!?これで録れんの!?
アサヒ: はい。とれますよ。
比奈子: やばいね。コレは。盗聴とか出来ちゃうんじゃん。
アサヒ: いやいや(笑)。しないですよ。これは書くのとかめんどくさいんで、使ってます。で、本題に入りますが、ヒナさんは今回も役者、美監(美術監督)、宣美(宣伝美術)ですか?
比奈子: うん。そうだよ。
アサヒ: 最近よく言ってますけど、大変ですね。
比奈子: 大変だよ〜。
アサヒ: やっぱ学校とかにも行ってるからですか?
比奈子: うん、学校もいってるってのもあるけど、やっぱ、ムリ(笑)!3つの役職ってのは。
アサヒ: はぁ。
比奈子: 次は絶対やらないね(笑)。
アサヒ: え!?
比奈子: いやいや(笑)。全部をね。
アサヒ: あぁ。じゃあひとつにしぼるってことですか?
比奈子: あー、でも宣美は別にチラシ作っちゃえばまぁって感じだから、他の二つからひとつ。役者か、美監か・・・。
アサヒ: まじすか(笑)。
比奈子: それを選ばせるね。猪瀬に(笑)。
アサヒ: 猪瀬さんに(笑)。猪瀬さん困るでしょうね。それではその辺の話は後ほど聞くとして、とりあえず役者の話を。今回はどんな役ですか?
比奈子: どんな役って・・・、朱さんです。
アサヒ: 朱さん・・・。
比奈子: バビチャジャムから工場に就職しちゃったっていう中国人です。
アサヒ: はい。あー、ではあれですか、結構演技してる時は前のバビチャジャムのときとあんま変わらないような感じですか?
比奈子: うーん・・・、いや!違うね。んー、やっぱバビの時の朱さんはちょっと、飛び道具だったけど、今回はけっこう本筋だからね。
アサヒ: あー、いわれてみれば確かに。
比奈子: うん。朱さんぜんぜんまともじゃん。むしろ、朱さんの回りのほうがやばいよ(笑)。
アサヒ: たしかに(笑)。そうですよね、朱さん今回はまともですよね・・・。それでは、美監のほうの話を聞きたいんですけど、美術的に今回のコンセプトとかってあったんですか?
比奈子: コンセプトねぇ・・・。とりあえず、モンスターズインクだね。
アサヒ: モンスターズインク?(舞台を指差して)モンスターズインクってこんな感じなんですか!?
比奈子: まぁ、近いよ。
アサヒ: そうなんですか?オレ、モンスターズインク見てないんで、なんともいえないんですけど・・・
比奈子: うーん、まぁ、工場の中でカゴとかが走っちゃってるっていう・・・。けっこう一致してるよ。
アサヒ: ほぉ。それでは、舞台のこのバックが黒で、メインが白っていうのもはじめからやろうとは思ってたんですか?
比奈子: そうだねぇ。あと、黄色だね。この原色を使うってのはまぁ、前から・・・。(舞台を眺めながら)でもやっぱいいよね、この3つの色っていうのは。
アサヒ: そうですね。オレもかなりいいと思いますよ、この舞台。黒い舞台っていいですよね。
比奈子: うん。今回の舞台もいいと思うよ。
アサヒ:

そうですか。それではちょいテンション低めの中ありがとうございます。学校のほうも頑張ってください(笑)。

比奈子: うす。
アサヒ: ありがとうございました。




そんな小沼比奈子さんへのメッセージは、info@anjuta.netまで。




 

小沼比奈子
hinako onuma


Anjutaの前身、露劇時代から参加するアニュータの美の支配者。役者のほうでは公演の度に「ヒナさんファン」を獲得。しかも女ファン多数。今回もいろいろと大変そうでした。担当コーナー「マトリョーシカの唇」も宜しくお願いします。




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