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Per second」インタビュー


川上裕介 第7回目は、もう大御所。ミスターアニュータ、ガブさんこと川上裕介氏です。またボケボケのインタビューになるかと思いきや、なかなかに真面目な話も聞けたのではないでしょうか。そして、気になる遅刻の理由などなど…。それでは、どうぞ。長いですが。
川上裕介
Yusuke Kawakami

通称:ガブ
柳班長役



アサヒ: それではお願いします。お名前は?
ガブ: GABです。
アサヒ: ああ、はい(笑)。ガブさんこと、川上裕介さんです。
ガブ: GABでーす。
アサヒ: はい(笑)
ガブ: でもさ、あれなんだよ。あんまりガブ、ガブ言ってるからさぁ、新しく劇協に入った人って俺の名前知らないんだよね。
アサヒ: ああ(笑)確かに。
ガブ: そう、ホントにガブって名前だと思ってるからね。バカだよな。
アサヒ: はい(笑)。ま、確かにわかんないですよね。俺もはじめ聞いた時から「ガブさん」でしたから。
ガブ: でしょ。…で、なんだっけ?
アサヒ: あぁ、はい。はい。で、今回ガブさん…
ガブ: 早くしゃべれよ、アサヒ!
アサヒ: はい(笑)。で、今回はどんな役柄で?
ガブ: んーっと、なんか、工場のうだつの上がらない班長みたいな…
アサヒ: はぁ。ま、でもあれですよね。ガブさんともなると、もう余裕なんですよね。
ガブ: そんなことないよ。
アサヒ: またまた(笑)。
ガブ:

いやいや、ほんとに。セリフ覚えるのが大変。

アサヒ: はぁ、まぁ、セリフは…。あ、でもどうなんですか?ガブさんくらいになると役者ってどうなんですか?
ガブ: はぁ(笑)?何が聞きたいんだよ。
アサヒ: いや(笑)。だから、ガブさんにとっては、役者ってどうなんですか?
ガブ: んー、そうだなぁ… でも、あんま演技してる!っていう感じじゃないんだよね。どっちかっていうと。
アサヒ: え、そうなんですか?
ガブ: そうそう。ま、しているっていう部分もあるにはあるんだけど。どっちかって言うとあっちをこっちに持ってくるっていうか…
アサヒ: ?どういう意味ですか?
ガブ: あ、だから…なんていうんだろ、台本もらうじゃん。で、その台本の中の自分が演じる人に、自分を持って行くんじゃなくて、その役の人を自分に持って来るんだよ。
アサヒ: はぁ。ガブさん色に染めちゃうってことですか?
ガブ: んん。まぁ、そうだね。なんかちょっと違うけど。だからあんま演出も入んないといえば入んない。
アサヒ: そうなんですか?
ガブ: 勝手にやっちゃうからね。
アサヒ: はぁ。勝手に(笑)。
ガブ: そう。だからアレだよね、自分を役に持っていこうとするから無理が出るんですよ。どんどん自分に合わせていかないと。
アサヒ: なるほど。でもそれってガブさんだから出来る芸当じゃないんですか?
ガブ: どうなんだろうなぁ。いや、みんな結構そうだと思うよ。わかんないけど。

アサヒ: なるほど。じゃ統括すると…
ガブ: だから、結局は、芝居のやり方として役に入っていくんじゃなくて、役をもってくるんですよ。
アサヒ: かなりすばらしいですね。
ガブ: そういうもんですよ。
アサヒ: え、それで今回は何回目なんすか?
ガブ: 何回目?え?バビんとき、あぁぁ、コリージョンのとき何回目って書いたっけ?
アサヒ: いや、わかんないっすよ。
ガブ: あれプラス2回なんだよ。JUMPが間に入ってるから。
アサヒ: ウン10回ですか?
ガブ: いや。そこまではいかない。10ウン回だよ。
アサヒ: 10ウン回(笑)。
ガブ: そう。まって…

(数えはじめる)

ガブ: ……で、かもめ、バカンス、櫻の園、で櫻の園の次がバビでしょ…で、JUMP。あ、11回目だ!で、途中生活の豆を入れるから…、ん!、あれ?…13、14だ!おれ。今回で。あー、でもどうなんだろう…。一個は役者としては出てないから…、で、自分で(作演を)やったのが2回。
アサヒ: あー、やっぱ長いっすねぇ…(感心)
ガブ: で、関わった公演で言うと…

(また数えはじめる)

ガブ: ……だから18回だ!長いねぇ。
アサヒ: はぁ。こう改めて考えるとすごいですね。
ガブ: そうね。
アサヒ: えー、じゃあ公演の話はこの辺でいいとして…、あ、じゃあマイブーム教えてくださいよ。
ガブ: マイブーム?マイブームかぁー…、それだけ?
アサヒ: (笑)いやいやいやいや。あ、でもガブさんって暇なときとかはなにやってんですか?
ガブ: 暇なときはバイトしてるよ。
アサヒ: 遊びとかは?
ガブ: 遊び?いや、オレ遊ばないんだよね。
アサヒ: またまた。
ガブ: いや、ほんとに(笑)。でも、遊ぶかぁ…
アサヒ: 家とかでは?
ガブ: ゲームかなぁ。
アサヒ: ゲームやるんですか!?
ガブ: やるよ。いっとくけど、おれメチャクチャやるよ。超ゲーム好きだよ。
アサヒ: じゃあ、ゲームじゃないすか(笑)。
ガブ: だから、休みの日はゲームくらいしかやることない。それか、たまにビリヤードに行くとか。
アサヒ: (笑)。そうなんすか?意外ですね。それ!
ガブ: 意外でしょ。意外にオレビリヤード好きなんだよ。
アサヒ: 一人でいくんすか?
ガブ: いや、誰かと。WITH SOMEBODY。
アサヒ: はぁ。あ、じゃ、ゲームは何やってんですか?
ガブ: 野球ゲームとか、スポーツゲーム系が多いかな。
アサヒ: あ、ガブさん野球好きですもんね。
ガブ: で、野球ゲームで、西部が好きだから、西部で巨人をボコボコにするのがストレス解消。40対0とかで(笑)。
アサヒ: (笑)いやいやいや!家でそれやってるのヤバイですよ。しかも巨人。
ガブ:

巨人、嫌いだからね。

アサヒ: あー、じゃあもしこのインタビューを見てる巨人ファンの人がいたら…
ガブ: やばいね。あー、でも野球観戦だね!遊び。
アサヒ: 行きました?今年?
ガブ: 行ったよ。マリンに2回行ったよ。あ、2回も行ってね、1回だけだ。今年はまだ。
アサヒ: 千葉?
ガブ: そう。千葉マリンスタジアム。いいねー。やっぱ屋根のない球場はいいよ。しかもあそこ海沿いだからさ、海風入ってくるんだよ。気持ちいいんだよねー。
アサヒ: 野球はオレは行ったことないっすね。あ、でも甲子園球場に一回行ったか。
ガブ: (アサヒが京都出身のため)京都とかのホームグラウンドがない人ってみんな巨人ファンだからね。
アサヒ: いや、でもおれはこれといってどこがっていうのは無いですよ。ガブさんどこファンでしたっけ?
ガブ: だから、西部だっていってんじゃん!
アサヒ: あ、そうか(笑)。聞きましたよね。さっき。
ガブ: そう!言ってるよ。何度も言ってるよ。
アサヒ:

(笑)

ガブ: てめぇ(笑)。
アサヒ: (笑)いやー…

ガブ: 進まないじゃん。ていうかこれ録れてんの?
アサヒ: 録れてますよ。もう何気に11分くらいいってますよ。
ガブ: まじで。
アサヒ: あ、でも佐和子さんとかは15分くらいやっちゃいましたからね。
ガブ: え、まじで。じゃそれは超えよう(笑)。まだなんかないの?何が聞きたい?
アサヒ: え、あー…、聞きたいことか…
ガブ: アサヒの聞きたいことを、すべて聞いとけよ。
アサヒ: (笑)。あぁ…、じゃ、遅刻の主な理由はなんなんですか(笑)?
ガブ: 理由か…
アサヒ: 答える気満々ですね(笑)。
ガブ: …寝坊…?あ、でも寝坊は最近減ってんだよな。寝坊と、親とのバトルと、体調不良。おもに腹痛。
アサヒ: はぁ(笑)。
ガブ: メチャクチャ胃腸が弱いんだよ。おれ。マジで。コーヒー飲むとお腹がギュルギュルしちゃうんだよ。だからコーヒー飲むじゃん。結構あのあとキツイんだよ。
アサヒ: (笑)。…じゃ、飲まなきゃいいじゃないすか。
ガブ: のど渇いてるしなぁ。
アサヒ: 寝坊は?
ガブ: 朝弱いから。
アサヒ: 今回ガブさんかなり賑わしてましたよ。
ガブ: 賑わせちゃった?
アサヒ: はい(笑)。
ガブ: トトカルチョ?
アサヒ: いやいや。自分で言ってどうすんですか(笑)。
ガブ: …今回ね、なんか精神状態よくないからね。
アサヒ: 前はそんなに遅刻してなかったなぁと思ったんですけど、今回はひどいですもんね。
ガブ: 今回ひどいよね。ちがうんだよ。今回いろんなことが重なってるんだよ。実は。様々なことが。
アサヒ: そうなんすか。
ガブ: 学校のこととかね。ほんとに。いろいろ重なってるんだよね。
アサヒ: 女関係のこととかも。
ガブ: いや。女関係はそうでもない。
アサヒ: (笑)
ガブ: うん。それはいい。ま、でも結構今回やばいんだよ。精神が。猪瀬さんに「今日飲みに行きましょうよ」とか言っちゃってるからね。やりきれなくて。

アサヒ: あぁ…。まぁ!でも!何はともあれ…
ガブ: いや!
アサヒ: いやいや(笑)。何はともあれ…
ガブ: いぃや!そんなことはない。
アサヒ: (笑)いや。
ガブ: ありえないね、それは。あ、何時なの?今?
アサヒ: あー、…えっと、今は12時…
ガブ: いや!
アサヒ: (笑)12時!20分くらいっすね。
ガブ: あぁ、そう。…で、なんだっけ?
アサヒ: あぁ…、だから、何はともあれ…
ガブ: いや!
アサヒ: もうすぐ本番迎えるからいいんじゃないすか?
ガブ: いゃ!…え!?なんだって?
アサヒ: あ、だからもうすぐ本番迎えるからいいんじゃないすか。
ガブ: ああ、そうね。
アサヒ: では、もう長いんで最後に…
ガブ: いや!
アサヒ: (笑)。もう。しゃべりたい盛りじゃないすか。
ガブ: ははは。しゃべりたい盛りかい。盛りなんだ。
アサヒ: はい、では、まぁ普通で悪いんですけど、今回の…
ガブ: 普通じゃおもしろくない。
アサヒ: はい(笑)。ま、今回の見どころを…
ガブ: あぁ、まぁー、映像でしょ。
アサヒ: え?あ、あぁ。意外に普通な答えですね。え、ガブさんのところとかは…
ガブ: ま、うちらはいつも通りに演技するだけだからね。だから今回違うと言ったら映像でしょ。
アサヒ: そうですね。たしかに。
ガブ: まぁ、でもなぁ、アサヒはどこなの?
アサヒ: え?オレに聞かないでくださいよ。
ガブ: まぁまぁ。
アサヒ: うーん、見どころかぁ…
ガブ: な、そうなるじゃん。
アサヒ: あ、和佳子ですね。オレは。和佳子、今回おもしろいですね。
ガブ: あー、そういう意味ではオレは検品隊かな。初のミュージカル。
アサヒ: え、初なんですか?前もああいうのやってたんじゃないんですか?
ガブ: やってないよ。
アサヒ: ああ。そうなんですか。前もやってたと思ってた。あ、では最後にお客さんに一言お願いします。
ガブ: カモンカモン、イェー!カモンカモン、イェー!…カモンカモン、イェー!…カモンカモ……
アサヒ: あ?あぁ、はい。はい。ありがとうございました。ガブさんでした。



そんな川上裕介さんへのメッセージは、info@anjuta.netまで。


川上裕介

川上裕介
yusuke kawakami



Anjutaの前身、露劇時代から参加。もう、「アニュータはガブさんの劇団だよ」と人々に言われるほど。文中でも言ってましたが、大御所すぎてホントにガブさんの本名を知らない人も多数いる模様。担当コーナー「ガブの余力」も宜しくお願いします




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