Home >> 過去の公演 >> 結婚披露宴


Anjuta9 「結婚披露宴」
作:A・チェーホフ/演出:猪瀬隆 2004.6 Gallay LE DECO



 チェーホフ没後100年というこの年、うちがやらないでどうすんのというわけで、久々のチェーホフ戯曲にチャレンジ。しかもアニュータ初のギャラリー公演。渋谷の画廊という特殊な空間で、チェーホフの「結婚披露宴」・・・これは遊べそうだなと、考え出したのが、お客さんも役者も入り乱れてのアクトスペース。つまり披露宴という状況を逆手に取り、アニュータの公演を見に来たお客さんも披露宴のお客さんという設定で、6カ所に分かれたテーブルに、お客さんのとなりに登場人物が座り、お客さんの横で演技をするといった始末。もうなにがなにやら。

 実は、このチェーホフの「結婚披露宴」は、演出の猪瀬にとって二度目の上演。アニュータの前身、上智露劇時代に上演している。というわけで、今回は、そもそもの脚本段階から改作し、チェーホフのものとは、全く違う「結婚披露宴」に仕立て上げた。

 舞台美術の方針は「地下cave」。白のシンプル空間であったLe DECO。その画廊を、ともる灯の揺れが聞こえてきそうな地下の洞窟の中のレストランといった風情に大変身。画廊のオーナーも見に来て驚いてました。
 照明もシンプルにクリップライトのアンバー一色で慎ましい雰囲気に。
 音響は、超小型マイクを仕込み場内の声を拾いリバーブをかけ、あたかも洞窟の中で声が響きあってるかのように。
 映像は、すでに「ゲキツク」の時に手を染めていたイラスト調をさらに進化させ、ついに一枚の絵画のような荘厳さを実現。
 装飾・小道具は、今回ステージがそのまま客席になるということで、創作物がお客さんの目の前に来るデンジャラスな緊迫感の中、完成度を追求。質の高さを保ちつつ、披露宴の豪華な料理、装飾を再現しました。
 衣装も、役者がお客さんの中に埋没しないことを最重要視。派手でデコラティブな衣装は、登場人物の愚鈍さ加減をよりいっそう引き立て、公演後には、買い求めの声も。
 
 アニュータの遊び心満載な楽しい公演となりました。




CAST
 
エブドキーム・ザハーロヴィチ・ジガーロフ
宇和川士朗
ナスターシャ・チモフェーエブナ
野村佐和子
ダーシェニカ
岩谷順子
エパミノンド・マクシーモヴィチ・アプローンボフ
小川英士
レブノーフ=カラウーロフ
小沼比奈子
アンドリューシェニカ
川上裕介
アンナ・マルトゥイノブナ・ズメユーキナ
小林裕子
イワン・ミハーイロヴィチ・ヤーチ
菊地晋之介
ハルランピ・スピリドーノヴィチ・ドゥインバ
渡邊繁彬
モズゴボーイ
中川真理子
ニコライ神父
猪瀬隆
ボーイ
瀧川かおり

STAFF
 
舞台監督
小林英雄
美術監督
小沼比奈子
舞台美術
盛永有理子
舞台美術補佐
水田有子
装置
新井杏美
竹谷真司
  野村彩子
装飾
遠藤奈々子
装飾補佐
大脇志保
衣装・振付
小林裕子
照明効果
小川英士
照明操作
星聡美
  大脇志保
音響効果
朝日勝雅
映像効果
高山洋介
松本淳一郎
映像操作
竹谷真司
  野村彩子
撮影
石野浩一
千田翼
  今市剛
宣伝美術
小沼比奈子
WEB
朝日勝雅
制作
中島大
  小林太一
  小沼青之
  AnjutaQuick

協力
菊地貴代美
B-pro
流星的演団
劇団かんらん舎
劇団リトルスクエア
上智新聞
Sophia Modern Dancers



A・チェーホフ

演出

猪瀬隆


協賛

(有)パムス


企画/製作
アニュータ
Anjuta Arts
Anjuta Kids