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小林英雄
Hideo Kobayasi |
隊長: | こだわっていることはなんですか? |
英雄: | こだわっていることはないですね。 |
隊長: | ないのかよ…あ、すいません。舞台監督は、どうですか? |
英雄: | みんながよく働いてくれるのでラクちんです。 俺、ほとんど仕事してないような気がしてる。 |
隊長: | じゃあ、なにしてるんですか? |
英雄: | いや、でもちょっとは仕事してますよ。 |
隊長: | どんな仕事ですか? |
英雄: | 朝9時にきたり…全体見てたり…。 |
隊長: | 制作の仕事を兼ねてますよね。どうですか? |
英雄: | よくないですよ。 |
隊長: | 舞台監督、制作のモットーはなんですか? |
英雄: | あ、タバコ吸ってもいい?ハッタリかな。 |
隊長: | 例えば? |
英雄: | 例えば、要は、みんなに安心感与えるときと、 緊迫感出すときとをバランスよく状況を作っていけたらなあ、 とまあ、できてないんだけどね。 |
隊長: | 卒論はどうですか? |
英雄: | だめです。 |
隊長: | 卒論のテーマはなんですか? |
英雄: | においに対する感受性が対人意識に及ぼす影響。 |
隊長: | 役にたってますか? |
英雄: | なにが? |
隊長: | 電動工具たくさん収集してますよね。どれくらい持っているんですか?か? |
英雄: | だいたい。 |
隊長: | というと? |
英雄: | 大工さんが持っているようなもの大体。 |
隊長: | その中でも何が好きですか? |
英雄: | 卓上スライド丸ノコと、エアー工具。インパクトドライバー。 |
隊長: | 趣味のいきですよね。 |
英雄: | まあ趣味のいきといっちゃあそれまでなんだけど。 それいうなら本職のいきの間違いじゃない? |
隊長: | 居酒屋で、必ず最初にライスを注文するひでおさんでした。 |
小林英雄 hideo kobayasi スケジュールを決めたり、作業的な指示を出したり、実務レベルでの組織のトップ、いわば、現場監督的な仕事である舞台監督で大活躍。彼がいないと本番の幕は開かない。制作の仕事も兼任、そのうえ卒論…。体重も80キロから67キロに激減。ヤフーオークションで電動工具を落札しまくるのが、彼のストレス発散の場。 |