Home >> Atelier >> アニュータレポート >> アニュータライブパフォーマンスVol.3 inベルモント(定食屋) 「残暑〜暑苦しい人々〜」

 

さて、今回の内容はなんとなんと!
アニュータ若手役者陣による 「独り芝居のオムニバス」!
いやぁ、やっちゃいました。挑戦しちゃいました。
主宰・猪瀬隆氏が虎の子を谷に突き落としたわけです。
そうです、ライオンキングです。劇団○○には負けません。
すでに冗長です、ハイ。

では稽古の裏話から。

今回、独り芝居をやると意を決した主宰の下に我こそはと集まった(半強制)役者、
野村佐和子氏・石塚亮平氏・小林裕子氏・渡邊繁彬氏・菊地晋之介(俺)の5人。
アニュータ史の中期から後期にかけての、ナウでヤングな若手役者陣です。
演技におけるスキルアップのために
「各々が芝居を作り、それに主宰が演出のメスを入れる」
という形式で稽古をすることになり、役者陣は頭を抱えました。

そして自信作を持って挑んだ稽古一日目!・・・・・・は、まぁ忘れましょう。
1にエチュード2にエチュード3にエチュード、有無を言わさずエチュード!
で、その内容と言えば、
主宰の思いつきで放たれたキーワードをインスピレーションで演じるという独裁的×→独創的○な練習法でした。
キーワードの一例を挙げますと、

「ルミたん」「まりもちゃん」「船頭」「金玉」

などです。思いつきのため意味はありません。
それをインスピで演じ続けていることで役者のアカも抜けに抜けます。
そして個々の役者らしい芝居が完成されていった・・・んですよね?
やっぱり主宰はすっげぇや。

そして本番を迎えました。

お客さんの待つベルモントの扉を開け、
自らが選んだテーマ曲とともに乗り込みます。

舞台上ではただ独り。
そのプレッシャーは重い!の一言。
でも負けません。自分たちが大好きだから。

意図せずいろいろな表情を持った「残暑〜暑苦しい人々〜」。
お客さんとしても好みの分かれるトコロだと思います。いかがでしたでしょうか?
アニュータの挑戦はまだまだ続きます。

構成は以下のようになりました。  ※()内は本人によるコメントです。内容は割愛。

小林裕子   「Well, let me see・・・」
(上智大学英文学科の現実。)

菊地晋之介(俺)   「美容師」
(美容師とか服屋の店員とか話しかけないでほしいですよね。)

渡邊繁彬   「顔面衝突」
(自分が言うのもいかがなものかと
思いますが、顔ってホント大事ですな。
あ、因みにこれ、実話なんですの。)

石塚亮平   「犬O.Kの店 ロッキー」
(久しぶりに人前で演技して緊張しました。
三回目にハプニングがありましたが、
乗り越えられずボロボロになりましたが
結果的に笑いが生まれてよかったです。)

小林裕子(二回目)   「アスター」
(協力 銀座アスター三軒茶屋賓館。)

野村佐和子   「んばれ 亮子」
(緊張しました。)

余談1。

亮平氏の演じている最中、またしても
ベルモントの恐怖の黒電話(やっぱりイメージ)が鳴ってしまったのです!

ベルモントのおばちゃん 「じゃあタマネギ10Kgだね」
亮平氏 「600円です(芝居中の台詞)」
お客さんの心理 「うわぁ安い」

お客さん一番の笑いを取ったのは
二人の奇跡のコラボレーションでした。
こんなハプニングを観に来るのものもおもしろいかもしれませんね。
オススメは最後の回です(どうやらベルモントの発注の時間らしいです)。

余談2。

役者は出番を待っている間、外で待機しているのですが、
あいにくの天気で雨宿りをしていました。
その様子がアニュータ日記に掲載されています。
素顔が良さげです。
夏も終わりだなぁとしみじみ。




長くなってしまいました。

御来場いただいた皆様、「うちわのある風景」、賞品にご期待ください!
また、ベルクーポン是非使ってくださいね!

ではまた次回お会いしましょう!